• テーラメイドな鍼灸を目指して

施術器具の紹介

患者様にあうものを選んで組み合わせて行います。

毫鍼(ごうしん)
日本で最も汎用的に使用されている体に刺入する鍼です。
当院で使用している鍼はエチレンオキサイドまたは高圧蒸気滅菌された鍼で、単回使用です。

古式圓鍼(えんしん)

『黄帝内経』霊枢に記載されている古代九鍼の一つで、筋膜をこするように刺激する刺さない鍼です。
筋緊張緩和と疼痛緩和を目的として使用します。マッサージに似た感覚です。
古式鍉鍼(ていしん)
ていしん
黄帝内経』霊枢に記載されている古代九鍼の一つで、皮膚表面を刺激する刺さない鍼です。
刺激に敏感な方お子様のツボ刺激によく使われている鍼です。
近年では、美容用として頭顔面部の施術にも用いられています。

台座灸

心地よい温感の台座灸・温灸です。
もぐさ(よもぎ)の燃える香りでリラックスもできると好評です。
ご自宅でのセルフケアの指導も行っています。

温灸器

面に対する温熱刺激器具で、お灸に分類されます。
温熱による循環改善とマッサージ効果を期待左より、MT温灸器、温圧器、タイガーウォーマー、冷温器です。

セラミック温灸器

温度設定画面

43、46、49、52、55度の温度設定ができる電子温灸器です。もぐさのお灸ができない顔面部や耳介に使用します。
お灸の煙が苦手な患者様に対するお灸の代替としても使用します。

電気治療器ピコリナ

電気治療器のピコリナです。
低周波鍼通電も、微弱電流鍼通電もこれ一台でOKです。

夢分流打鍼

打鍼の図

17世紀ごろまで盛んに行われていた日本独自の鍼です。
小槌と刺さない鍼を用いて、腹部に振動を送って治療する方法です。
院長は珍しい、古方の打鍼の使い手です。

鍼益流玉鍼

17世紀の鍼道具店の控え帳『流儀扣』に記載がある「鍼益流玉鍼」を再現した打鍼です。
院長は筋に振動を送り施術する道具として使用しています。
鍼を刺しにくい筋、リスクがあって刺せない筋へのアプローチが出来る優れものです。

耳鍼・戦場鍼

マグレイン

ノジェの反射区および戦場鍼(battle field acupuncture)ポイントを使った耳鍼治療を行っています。
ノジェは耳鍼療法を大成したフランスの医師です。アメリカ空軍軍医の二ムゾフはのノジェの方法を発展させ戦場鍼を開発しました。
米軍では兵士の痛みへの対応として戦場鍼を利用しています。当院では、粒鍼のマグレイン(非侵襲)、毫鍼、そしてASPを用いた耳鍼施術を行っています。
ASP
フランスSedatelec社製の留置鍼、ASPです。米軍の戦場鍼に用いられている耳鍼用針です。正規の手続きを経て輸入しました。
粒鍼や毫鍼以上の効果を望みたい時に用います。
耳灸
戦場鍼(battle field acupuncture)ポイントを応用した耳のお灸です。とても温まる、リラックスできると好評をいただいたいます。
顔面部の皮膚温上昇、血流増加、むくみ改善なども期待して行っています。

キネシオロジーテープ

 

障害を受けている筋腱を保護・補助し、痛みと動作改善のためにキネシオロジーテープを使用しています。
鍼灸治療で痛みが改善しても、障害のある部位が急に修理されることはありません。ですからテープを使用して保護します。
職人さんやアスリートの方などのすぐに動きたいというご要望がきっかけで、積極的に使用するようになりました。
四肢の関節の他、急性腰痛や腱鞘炎などにも使っています。