胃の腑は鳩尾の下と臍へその上との間あいだに住する。維これ、人間の大事とする処ところ、一身の目付処とす。万物、土自より生じて還また終り土に入る。 「目付」は武士の職の一つです。胃は全身の維持と関連するので目付処と表現したの ...
続きを読む肝の臓と号するは両章門しょうもん、並に章門の上下なり。 茲ここに邪気出る日ときは必ず眼目まなこの痛いたみ、疝気せんき、淋りん病、胸脇むねわき攣ひきつり痛み、息合いきあい短みじかく、究きわめて短気にして酸すき物を好このむ ...
続きを読む肺先はいさきは脾ひの募ぼの両傍ぼうなり。茲ここに邪気住じゅうするときは、息短みじかく、喘息ぜんそく、痰たん出いで、肩臂かたひじの煩い出る。 「住」はとどまるの意味で、邪気住とは邪気が停滞することを示します。 肺先は、両側 ...
続きを読む鳩尾の両傍かたわらを脾ひの募ぼと号し、脾ひの臓の病を知る。是の処に邪気有る日ときは、手足、口唇くちびるの煩い、両の肩かた痛み等あり。 「募」は集まるの意味です。「脾募」とは、脾の気が集まるという意味でしょうか? 「煩」は ...
続きを読む二 当流臓腑ぞうふの弁 鳩尾きゅうび、俗に水落みづおちと云う。是これを心臓しんのぞうと号ごうす。少陰、君火とて、毎年三、四月の温あたたかなる火、是これなり。 鳩尾は剣状突起下端の経穴です、鳩の尾と似ているため鳩尾と呼ばれ ...
続きを読む一 当流他流之異(かわり) 当流、夢分流の特徴、他流との違いについて述べましょう。 他流の針を誹謗そしるにはあらず。 けして、他流の鍼を非難したりけなしたりするわけではありません。 我も元もと他針を習ならう事、九流なり。 ...
続きを読む鍼道秘訣集目録 鍼道秘訣集の目次です。上下巻合わせて40章あります。 一 当流他流之異かわり 夢分流の特徴についての解説 二 当流臓腑之弁 腹診における臓腑配当と主治の解説 三 心持之大事 鍼をするときに大 ...
続きを読む鍼道秘訣集は、夢分流撃鍼(打鍼)の流儀書です。 撃鍼もしくは打鍼は、小槌を使って鍼を打つ日本独自の鍼法です。 打鍼とは若いころから縁があり、道具も自作して臨床をしてきました。 撃鍼を始めて30年たって、原点のひとつである ...
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