鳩尾の両傍かたわらを脾ひの募ぼと号し、脾ひの臓の病を知る。是の処に邪気有る日ときは、手足、口唇くちびるの煩い、両の肩かた痛み等あり。 「募」は集まるの意味です。「脾募」とは、脾の気が集まるという意味でしょうか? 「煩」は ...
続きを読む二 当流臓腑ぞうふの弁 鳩尾きゅうび、俗に水落みづおちと云う。是これを心臓しんのぞうと号ごうす。少陰、君火とて、毎年三、四月の温あたたかなる火、是これなり。 鳩尾は剣状突起下端の経穴です、鳩の尾と似ているため鳩尾と呼ばれ ...
続きを読む一 当流他流之異(かわり) 当流、夢分流の特徴、他流との違いについて述べましょう。 他流の針を誹謗そしるにはあらず。 けして、他流の鍼を非難したりけなしたりするわけではありません。 我も元もと他針を習ならう事、九流なり。 ...
続きを読む鍼道秘訣集目録 鍼道秘訣集の目次です。上下巻合わせて40章あります。 一 当流他流之異かわり 夢分流の特徴についての解説 二 当流臓腑之弁 腹診における臓腑配当と主治の解説 三 心持之大事 鍼をするときに大 ...
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