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二 当流臓腑の弁 6 大小腸

大小腸図の如し。
病証、後後のちのちにあらわす故にりゃくす。
臓腑の煩は十四経、針灸聚英しんきゅうじゅえい等にあり。
又、蔵腑にしょくする処の物は難経なんぎょうにある故にしるさず、見合すべきなり。

他に図には、胆、膀胱、腎相火、腎水が記されているがそれに対する説明は、ここではないです。
『十四経発揮』は、元代の滑伯仁が記した経絡学の書籍です。
『鍼灸聚英』は、明代の高武が編集した鍼灸専門書です。


大腸と小腸は図に示したとおりです。病証については、後々に説明しますので省略します。臓腑の病については、『十四経発揮』や『鍼灸聚英』などで説明されています。